三好美覚の理科の授業(光合成が行われる場所はどこか?オオカナダモ)

中学理科1年

 今回は、オオカナダモを使って光合成が行われる場所を確認してみました。

 1 実験当日、しっかりと日光に当てて、光合成をさせました。

  3時間ほど日光に当てたオオカナダモを使用しました。

 2 まず、オオカナダモの先端にある若い葉をとり、顕微鏡で観察しました。

 3 熱湯に入れやわらかくしました。

 4 そして、あたためた葉をエタノールの入った試験管に入れ、熱湯であたためました。

   葉の緑色がなくなるまで待ちました。 

 5 葉を水洗いしてから、うすいヨウ素液にひたしました。

<結果>
  
   エタノールで脱色する前       エタノールで脱色後、ヨウ素液と反応させた後
   (緑色の粒が葉緑体)          (青紫色の粒がよくわかる)

  葉緑体の場所が青紫色に染まったということから、葉緑体でデンプンが作られていることが理解できる。
  つまり、葉緑体がデンプンを作る工場であるということである。

<感想>
 こんなにきれいに、葉緑体が青紫色に染まったものをものを観察したのは、初めてでした。(青石中1年1組2班が見つけました)